かもつぶ。

かものはしのつぶやきなので、かもつぶ。

新年そうそうからまた駆け足ですいません。

昨年末のスマトラ沖地震津波によって、スリランカに行っていたヨガの先生がなくなたのでした。明るいエネルギーを発してた人だけに、いなくなるのは寂しい。

☆12月31日〜1月1日
高田漣のお母さん宅にてご飯に呼ばれる。おいしいよーおいしいよー。
年明け早々に帰る。帰りの電車にてこだま和文とバッタリ。
こりゃ新年早々、いいことがあるぞー。

☆1月2日
ひたすら寝る。外は人がいないから静か。
東京が一番人がいなくて静かな日。
年末にとりみきさんの大忘年会のイントロあてクイズ、チーム優勝したおかげでゲットした高級和牛にて独りスキ鍋。おいしいよーおいしいよー。

☆1月3日
ミステリ&冒険小説評論家の関口苑生宅にてミステリな鍋新年会。いや、ミステリな鍋といっても、闇鍋じゃござんせん(笑)。関口ご夫妻&豊崎由美さんとカモと関口さん姪っ子にて。話題はミステリから高田渡からサッカーから競馬から、あちこちへ乱れ飛ぶのであった。関口奥様は料理ンマイ。ので、おいしーよー。おいしーよー。

☆1月8日
昨年2本収録した某ローカルFM局の放送、残り3本の収録。長門芳郎さんとわいわい言いながら、風都市に関わる音楽をかけまくる。あー楽しかった。しかし3本収録はけっこう疲れるなあ。おもしろいよー。

☆1月12日
友人と待ち合わせ。昨年、大阪から鎌倉に引っ越してきたヘンなおっさん。いいところに住んだみたいで、寺の隣。裏が大家さんところの山だそうだ。2時間ほど話をして、帰宅。途中、遠方よりの友からメールと電話。帰宅してからも電話。今日のカモの回路は遠方とつながっているようなのだ。

☆1月14日
大島豊さんと輸入雑貨屋巡りしつつ、久々に飲む。
大島さんはアイリッシュ・ミュージックの紹介者として著名でもあるけれど、翻訳者としての仕事もされている。『アイリッシュ・ソウルを求めて』はアイリッシュ音楽がいかにしてアパラチアン山脈沿いに定着して、アメリカの音楽のルーツとなったか、結びついたかというおもしろい本。元々BBCのドキュメンタリーがベースになった本で、そのドキュメンタリーを最初に見たときにはほんとに衝撃だった。
もう1冊、すこぶるおもしろいビート&サブカル好きには必読という感じの『マジック・バス』の翻訳もされている。これはNYの大学の先生が、夏期講義に生徒をバスに乗せ、アメリカ縦断をするという記録。ここには常に音楽が流れている。章立ての頭にその章の旅したエピソードに関わる音楽が引用されている。もちろん、グレイトフル・デッドも登場する。とにかく現代アメリカのさまざまな顔が見える。NYから縦断してどこに行くのか、といえば、ケン・キージーに会いに行くのだ。最後、サンフランシスコに入って行くあたり、涙とまりません。ほんっとにおもしろい本だった。
という2冊を翻訳してる。
SFの造詣も深く、SF関連の翻訳もある。まだ読んでないのだけれど、豊崎さんオススメの『形見函』を翻訳されたのもこの大島さん。
というわけで、大島さんと本の話から音楽の話から、SFの話やあれこれとまたもや話はあちこちへ。下北沢にて最後、穴子の一夜干しを食らいながら日本酒。酩酊。あー、でもこの店、ンマイんだよー。今年お初。おいしいよー、たのしいよー。