ハイビスカスなる謎のウクレレユニット
ライヴ受付嬢として下北沢ラ・カーニャに。
ハイビスカスは似非モンドハワイアンです。
設定は日本移民のハワイの人たちのユニット。
いえいえ、大嘘です。
というわけで、日本情緒溢れるメロディや歌もあり、また奇想天外なカヴァーもあり、ほんとうにいい曲もあり。
そのくっだらない笑いに持ちうる音楽性をすべてかけている、ヘンテコなグループなのです。
いや、マジメに音楽としては極上にゆたか。
それもそのはず。
クール長崎と名乗るリーダーは実は元来ベーシスト。
ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット来日のライヴ・イン・ジャパンでベースを弾いていた岡嶋BUN。
アーリータイムス・ストリングス・バンドの今井忍。
サポートにはマンドリン・ブラザーズの大庭珍太などなど。
ゆえに背後にアメリカのよきロックとシンガーソングライターたちの音色が見えかくれします。ま、お洒落なのね。一言で言えば。
今回は特に、ゲスト・ボーカルが上々颱風のさとちゃんでございました。
笑いのバンドじゃないんです。
だから音楽が優先。その音楽でくすぐる。
ま、バカバカしいったらありゃしない。
でもそれが極上の豊かさときてるからねえ。困ったもんだ。
このバンド、けっこう実は癖になります。
あー。おもしろかった!